モバP「蘭子を思いっきり甘やかしたい」

271pt   2017-04-20 22:40
さくらえすえす

844296b8.jpg 1◆eZ1EtqgHVU:2017/04/08(土) 22:36:27.75 ID:Wl6lm9Zn0 P(神崎蘭子、熊本出身の14歳。

その独特なファッションと喋りで、幅広い世代から人気を博している。

一見奇抜に見える言動だが、それでもなお高い人気を維持しているのはひとえに彼女の本来持っている人柄、魅力による所が大きい。

しかし、彼女はまだ14歳の少女。

親元を離れ、競争の激しい芸能界に身を置いて入れば本人も気付かない内にストレスを溜めているに違いない)

P「という訳で、蘭子を思いっきり甘やかしたいんです」

ちひろ「どういう訳か分かりませんが、ダメです」

P「なぜ!?」

ちひろ「なぜも何も、どうせいかがわしいことでも考えているんでしょう?」

P「そ、そんな訳無いじゃないですか!ちゃんとした理由がありますから!」

SSWiki : ss.vip2ch.com/jmp/1491658587


2◆eZ1EtqgHVU:2017/04/08(土) 22:37:29.29 ID:Wl6lm9Zn0 ……

ちひろ「……大体の事情は分かりました。

まだ完全に信用してはいませんが、まあいいでしょう」

P「よっし! ありがとうございます!」

ちひろ「今日くらいは大目に見てあげます。

ただし、R的なことは厳禁ですよ?」

P「何言ってるんですか。

当たり前ですよ、そんなの」

ちひろ「……本当に?」

P「……と、当然じゃないですか」

ちひろ(こいつ……)


3◆eZ1EtqgHVU:2017/04/08(土) 22:39:27.03 ID:Wl6lm9Zn0 蘭子「闇に飲まれよ!」

P「おっと噂をすれば」

ちひろ「おかえりなさい、蘭子ちゃん」

蘭子「我が友よ、与えられし使命は既に果たしたか?」

P「今日の仕事か?だったらまだ……」

ちひろ「あ、今日はもう上がってもいいですよ」

P「えっ?」

ちひろ「後の仕事は私がやっておきます。

蘭子ちゃんもプロデューサーさんに用事があるみたいですし、さっき話していた事をするならいい機会じゃないですか。

それとも嫌なんですか?」

P「いいえ滅相もございません! ありがとうございます!

ってことで蘭子、用件は何だ?」

蘭子「うむ、今日は我が友に生贄の儀式に参加してもらおう!」

P「生贄の儀式……?」


4◆eZ1EtqgHVU:2017/04/08(土) 22:40:19.28 ID:Wl6lm9Zn0 ー女子寮、食堂

P(肉の焼ける音と良い匂いがする。

生贄の儀式っていうから何事かと思ったけど、ハンバーグのことだったのか)

蘭子「……できた!」

P「お、完成したか。

じゃあ俺は食器の準備でも……」

蘭子「プロデューサーさんは座っていて下さい!」

P「そ、そうか」


5◆eZ1EtqgHVU:2017/04/08(土) 22:41:29.93 ID:Wl6lm9Zn0 ……

P「ごちそうさま。 美味しかったぞ」

蘭子「えへへ、良かったです!」

P「それにしても、どうして今日はハンバーグを?」

蘭子「……こほん。

えっと、今日は私の誕生日じゃないですか。」

P「……ああ、そうだな」

蘭子「私が今までアイドルとしてやってこれたのは、事務所のみんなのおかげで……

特に、プロデューサーさんには……私のありのままを受け入れてくれて、私のしたかった事を叶えてくれて、本当に感謝しているんです。

だから、ほんの少しでもお返しがしたくて……成長した所を、見てもらいたくて」

P「蘭子……」

蘭子「プロデューサーさん、私を導いてくれてありがとう。

これからも、よろしくお願いします」


6◆eZ1EtqgHVU:2017/04/08(土) 22:42:25.09 ID:Wl6lm9Zn0 P「……違うだろ」

蘭子「えっ?」

P「そうじゃないだろおおおおおお!!」

蘭子「ひぃぃっ!?」

P「蘭子!」

蘭子「は、はい!」

P「とりあえず誕生日おめでとう。 これケーキ」

蘭子「わぁ…! ありがとうございます!」

P「そうそう、こういうのだよ。

本当は俺が祝わなきゃいけないのに、蘭子にハンバーグを作ってもらっちゃダメだろ」


7◆eZ1EtqgHVU:2017/04/08(土) 22:44:03.70 ID:Wl6lm9Zn0 蘭子「でも、私がお礼したかったから……」

P「何か無いのか?

欲しいものとか、俺がしてやれることなら何でもするぞ」

蘭子「私は、これからもプロデューサーさんと一緒にお仕事できたら十分幸せです!」

P(天使かっ!)

P「何か悩みとか無いか?

仕事で嫌なこととか、生活で不便なこととか……」

蘭子「スタッフさんには良くしてもらってますし、事務所のみんなとも仲良くしてますよ?」

P(どうしよう、蘭子が良い子すぎる)


8◆eZ1EtqgHVU:2017/04/08(土) 22:44:50.48 ID:Wl6lm9Zn0 P「それでもな、心配になるんだよ。

蘭子の言葉は誤解されやすいし、もしかしたら密かに心細い思いをしているんじゃないかって。

だからどんな些細なことでもいい、俺にできることがあったら言ってくれ。

蘭子のためなら何だってするから」

蘭子「プロデューサーさん……ありがとうございます!」


9◆eZ1EtqgHVU:2017/04/08(土) 22:45:49.62 ID:Wl6lm9Zn0 ー事務所

ちひろ「……それで、戻って来ちゃったんですか」

P「ええ、その後女子寮の子達が誕生日会を開いて。

俺は邪魔者かなと思って」

ちひろ(そんなことは無いと思うんだけどなあ)

ちひろ「でも良かったんですか?

話を聞く限りだと、全然蘭子ちゃんのことを甘やかせていないじゃないですか」

P「ご心配には及びません。

本番は、これからですから」

ちひろ「……?」


10◆eZ1EtqgHVU:2017/04/08(土) 22:46:29.16 ID:Wl6lm9Zn0 ー女子寮、蘭子の部屋

蘭子(今日は楽しかったな。

みんながお祝いしてくれて、それにプロデューサーさんにもちゃんとお礼が言えたし。

……それにしても)


11◆eZ1EtqgHVU:2017/04/08(土) 22:47:22.72 ID:Wl6lm9Zn0 ー回想

P『そうだな、早速明日から実践してみようか』

蘭子『えっ?』

P『俺からの誕生日プレゼントだ。

しばらくの間、蘭子の言うことは可能な限り全部叶えてやる。 約束だ』

蘭子『ええ!? でも、そんなの大変じゃ……』

P『気にするな、俺がしたくてやることなんだから』

<蘭子ちゃーん?

P『ほら、呼ばれてるぞ?

俺はもう戻るから、明日からまた頑張ろうな!』

蘭子『あ、プロデューサー!

…….行っちゃった』


12◆eZ1EtqgHVU:2017/04/08(土) 22:47:52.40 ID:Wl6lm9Zn0 ……

蘭子(お願いを何でも聞いてくれるって言ってたけど、本当なのかな?

何だか悪い気がするけど、でも……)


13◆eZ1EtqgHVU:2017/04/08(土) 22:49:07.06 ID:Wl6lm9Zn0 蘭子誕生日おめでとう!

続きは後日の予定です


14以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/04/09(日) 00:35:06.52 ID:1GWbXoXc0 一旦おつー

15◆eZ1EtqgHVU:2017/04/16(日) 02:16:28.84 ID:F2SBalfUO ー翌日

蘭子「煩わしい太陽ね!」

P「蘭子か、おはよう」

蘭子「我が友よ、昨日の協定のことだが……」

P「おっ、早速何か願い事があるのか?」

蘭子「うむ!」

蘭子(プロデューサーさんが何でもしてくれるっていうのは凄く嬉しいけど、やっぱり迷惑になっちゃう。

だから、最初に無茶なお願いをして諦めてもらえば……!)

蘭子「闇が世界を支配し、月が姿を表すまで我に付き従うことを命ずる!」(今日は一日中お仕事に付き添って下さい!)

P「ああ、いいぞ」

蘭子「えっ」


16◆eZ1EtqgHVU:2017/04/16(日) 02:18:07.98 ID:F2SBalfUO P「ん、どうした?」

蘭子「えっと、その……だってお仕事が……」

P「蘭子の付き添いだって立派な仕事だろ?

最近はあまり行ってやれてなかったし、いい機会だから今日はずっと様子を見てやるからな!」

蘭子「で、でも!負担になっちゃうんじゃ……」

P「そんなの、蘭子は気にしなくていいんだよ。

俺が好きでやっていることなんだから。

それに、これ位負担の内に入らないさ」

P(そのために昨日事務所に戻って今日の分の仕事をしたんだし)


17◆eZ1EtqgHVU:2017/04/16(日) 02:18:39.74 ID:F2SBalfUO 蘭子(どうしよう……本当に来てくれるなんて。

でも……嬉しいかも)


18◆eZ1EtqgHVU:2017/04/16(日) 02:19:12.28 ID:F2SBalfUO ースタジオ

監督「蘭子ちゃん、今日はかなりいい感じだねー!

何かいいことでもあった?」

蘭子「フッフッフ、今の我は翼の生えた如し!

いかなる試練も乗り越えてみせようぞ!」

P(蘭子の調子も良いみたいだし、何よりだ)


19◆eZ1EtqgHVU:2017/04/16(日) 02:20:02.74 ID:F2SBalfUO ー収録語、控え室

P「お疲れ様、蘭子」

蘭子「ぷ、プロデューサーさん!あの……

今日は、私のワガママに付き合ってくれてありがとうございました!」

P「さっきも言っただろ、こんなのワガママの内に入らないって」

蘭子「でも私、いつもワガママしてばかりだから…….」

P「え?」


20◆eZ1EtqgHVU:2017/04/16(日) 02:20:58.91 ID:F2SBalfUO 蘭子「私、その……変な喋り方じゃないですか。

それに衣装だっていつも派手なものばっかりだし……

でもプロデューサーさんはそんな私を受け入れてくれて、やりたいことを全部叶えてくれてました。

スタッフの人たちも私に合わせてくれて、とっても楽しくお仕事できてます。

だから、お仕事はいつもしっかり頑張ろうって決めてるんです。

私ができるお返しは、それしか無いから…….」


21◆eZ1EtqgHVU:2017/04/16(日) 02:22:34.81 ID:F2SBalfUO P「……それは違うぞ、蘭子」

蘭子「えっ?」

P「俺が蘭子のしたいようにさせているのは、それがファンにとって一番魅力的だと信じているからだ。

蘭子がやりたいことを全力で表現しきるのがプロデューサーとしての務めだからな。

それはスタッフさん達も一緒だ。

もちろん、今の素直な蘭子もとても素敵だと思うけど」

蘭子「うぅ……」(恥ずかしい……)


22◆eZ1EtqgHVU:2017/04/16(日) 02:24:11.77 ID:F2SBalfUO P「だからな、心配なんだよ。

仕事に熱心なのはいいけど、根詰め過ぎて体調を崩したりしないかって。

蘭子はまだ子供なんだから、もっと周りの大人に甘えたっていいんだ」

蘭子「……本当に、いいんですか?

私、ワガママな子になってもプロデューサーさんに嫌がられたりしませんか?」

P「そんな事、あるはず無いだろう?

それに蘭子の願いを叶えるっていうのは俺が言い出したことだからな」

蘭子「……えへへ」


23◆eZ1EtqgHVU:2017/04/16(日) 02:26:12.70 ID:F2SBalfUO ……

蘭子「我が友よ、禁断の果実を封じし宝珠を得ようぞ! 」(ハンバーガーを食べに行きましょう!)

P「お安い御用だ」

……

蘭子「我が友よ、聖なる泉で清めを行おうぞ!」(温泉に行きましょう!)

P「分かった」

P(日帰りなら何とかなるか…調整しないと)

……

蘭子「我が友よ、しばしの休息が必要であろう。

ここで翼を休めるがよい」(一緒にくつろぎましょー)

P「……何でわざわざ女子寮?」

……

蘭子「我が友よ、魔障に閉ざされし海魔を眺めようぞ!」(水族館に行きましょう!)

P「ああ、いいぞ」

P(それにしても……何か既視感が……)


24◆eZ1EtqgHVU:2017/04/16(日) 02:28:08.47 ID:F2SBalfUO とりあえずここまで

できるだけ早く終わらせられるよう頑張ります


25以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/04/16(日) 04:03:45.38 ID:709JkW3J0 おつおつ
早くと言わずいっぱい書いてくれてもいいのよ

26以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/04/16(日) 09:52:33.94 ID:kxZX7ETPO わがまま…?

27以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/04/16(日) 10:31:41.47 ID:um2T2Hr0o 無茶なお願いというのが、一日中仕事に付き添ってもらうとか、蘭子ちゃん良い子すぎ。かわいい

引用元:
   2chまとめアンテナトップページへ
2ちゃんねるまとめサイトの話題が沢山。